歯周病予防に有効！アーユルヴェーダの効果とコツ

アーユルヴェーダとは、インドで古くから伝わる医学のことを指します。自分の体調や体質に合わせながら、生活習慣に焦点を当て対処していくため、歯周病予防や肥満、耳鳴りなど様々な症状を改善する効果が期待できるのです。

よい習慣を継続していくと、症状の悪化や疾病予防に繋がりますので、自分の体質に合わせて取り入れてみましょう。

アーユルヴェーダはＷＨＯ（世界保健機構）にも認められている予防医療の1つであり、古くから伝えられた生きるための知恵や技術だと言われています。体の生理的な機能はドーシャ（体質）によって異なり、かかりやすい病気も違ってくるのが特徴。アーユルヴェーダの視点で見ると以下の3種類に分類されています。特徴や体質をまとめましたのでご覧ください。

上記に挙げた特徴や体質は、あくまでも傾向性であり、個人差が生じます。総合的に見て、判断することが大切です。

この章では、歯周病予防に有効なアーユルヴェーダ的な対処法をお届けします。自分の体質や状況に合わせて取り入れてみましょう。

口腔内には何百万種類の細菌がいて、睡眠中に乾燥して菌が増殖し、虫歯や歯周病などのリスクが高まります。口腔内の病気を予防するため、起床後、丁寧に歯磨きや舌磨きを行いましょう。歯ブラシで力いっぱいゴシゴシ擦ると粘膜を傷つける可能性があるためNG。インドで使われているタングスクレーパーを使ったり、舌磨きブラシを用いたりするとよいでしょう。

睡眠中、口腔内は乾燥し、歯周病の原因となる菌が増殖しています。口の中を清潔にした後、白湯で水分補給をするのがおすすめ。

水道水を強火で沸騰させた後、弱火にして10分程火にかけた白湯を50度程度まで自然に冷まします。この時、水道水を足さないようにするのがポイント。特に朝起きて一番の白湯は、身体を温めたり便通を促したりする効果、血液をサラサラにする効果が期待できます。ゆっくり15分程度かけて飲むようにしてください。

白湯を摂取した後、加熱処理済みの白セサミオイルを口に含み、ゆっくりと口腔内に行き渡るように頬を動かしましょう。1日1回5分ほど、朝の時間帯に行うと歯周病予防に有効だとされています。加熱処理済の白セサミオイルは販売されているものを使うと、毎日のケアが楽に行えます。

オイルうがいにはどのような効果があるのか、以下にまとめましたのでご覧ください。

起床後の舌磨きや歯磨きで口腔内を清潔にした後、白湯を摂取したりオイルうがいを取り入れたりすると、歯周病予防になるだけではなく、美容や健康面で様々な効果が期待できます。体内にたまった毒素を排出すると、免疫力を高められ健やかな状態を保てますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。