白内障予防に！アーユルヴェーダの効果と対処法

スリランカで古来より伝わるアーユルヴェーダは、バランスの乱れにつながる生活習慣に着目してセルフケアを行っていきます。継続していくと糖尿病や高血圧などの疾病予防に役立つだけではなく、白内障予防にも繋がっていくことで知られています。

アーユルヴェーダには3つの異なる体質がありますので、自分の体をよく知り、適切なセルフケアを継続的に行うことが大切です。

生命の科学という意味を持つアーユルヴェーダ。

アーユルヴェーダには風、火、水の生命エネルギーが存在し、そのバランスによって体質が決まるのだそうです。この3つのエネルギーはドーシャと呼ばれています。

ドーシャバランスは個々によって異なり、季節やその時の状況によって変わることもありますので、体調の変化に耳を傾けながらケアを行うとよいでしょう。3つの性質の特徴を以下にまとめましたのでご覧ください。

目の健康は全身の状態と密接な関係があります。眼精疲労の状態に陥ると、些細なことでも疲れを感じてしまったり、頭痛や吐き気などの症状が起きたりすると言われています。現代医学では、主な原因を以下の4つに分類しています。

この章では、白内障予防や眼精疲労に有効とされる、アーユルヴェーダ的な対処法をお届けします。

長時間、スマホやパソコンを見続けたり、暗い部屋で作業を行ったりすると、眼精疲労や肩こりなどのトラブルが起こる可能性があります。適宜休憩をしながら明るい部屋で作業を行い、目を酷使しないよう工夫してみましょう。

過労やストレスがたまったり、睡眠不足の状態が続いたりすると、眼精疲労の状態になりやすいので注意が必要です。睡眠や休息を十分にとるよう心がけると症状が軽減することがあります。目の疲れや肩こり、気分不快などの症状が続く場合、そのままにすると悪化することもあるため、早めに眼科を受診するようにしてください。

食べ過ぎてしまうと、ドーシャのバランスが崩れ、様々な不調の原因になりますので、食事は腹八分目を意識するのが望ましいです。キムチや激辛食品、アルコール、カフェインなどを摂取しすぎると、体へ負担がかかるため控えめにするよう心がけましょう。

オイルを用いてヘッドマッサージをすると、目の疲れや顔回りのむくみに有効です。お風呂に入る時や目の疲れが気になる時に行ってみましょう。

アーユルヴェーダと現代の医学は共通している部分が多く、日々のケアに取り入れていくと大きな病気の予防につながります。

睡眠時間を十分に確保したり、ヘッドマッサージなどを行ったり、目をなるべくいたわるよう心がけましょう。眼精予防や白内障を予防するため、体質に合わせたメンテナンスを行ってみてください。