公開日:|更新日:
アーユルヴェーダのサロンを開業する方法はいくつかあります。必要な手順や設備・資金をご紹介します。
アーユルヴェーダのサロンを開業するには、いくつかの方法があります。
ホームサロンでアーユルヴェーダを開業する場合は、新たに店舗を探す必要はありません。手間がかからない反面、玄関やサロンとして利用する部屋には、お客様を通すための雰囲気を調える必要があります。
アーユルヴェーダではただ技術を提供するだけではなく、リラックスできる空間づくりも必要です。外の生活音が消えない部屋を選んだり音楽をかけたり、インテリアで雰囲気を変えたりなど…。リフォームをしたり家具を新調したりする場合は費用もかかるでしょう。
サロンとしてマンションなどの賃貸を1室借りる方法もあります。その場合はどんな人をサロンのターゲットとして集客するのかを考えてから、効果的な地域を選んで賃貸を探しましょう。
また、サロンの店舗として使用できるかどうかを確認し、大家さんに許可を得ておくことも必要です。事前に不動産業者にサロンとして開業する旨を伝えておくと良いでしょう。
利用者の自宅に訪問するタイプのサービスとして開業する場合には、店舗を新たに用意する必要はありません。ただし訪問する際に必要な機材や化粧品、販売商品などは用意する必要があります。
自宅の中に必要な道具を保管しておくスペースも確保しておきましょう。
サロンを開業する際には、どんな方法を選んだにしても開業届を提出する必要があります。開業後1か月以内に届け出ましょう。
また、確定申告に向けて青色申告か白色申告かを選んで、開業後2か月以内に提出する必要があります。青色申告は複式簿記で確定申告を行う必要がありますが、65万円の控除が受けられるほか、赤字を3年繰り越せるのでおすすめです。
アーユルヴェーダのサロンを開業するためには、以下の設備が必要です。
サロンを開業するにあたって、自宅で開業するか訪問タイプで開業する場合には家賃がかかりませんが、賃貸マンションなら毎月10~20万円程度がかかります。
内装を調えるなら、自宅・賃貸にかかわらず10~200万円程度の費用がかかることが予想されます。
エステ用品や備品、消耗品に合計で20~100万円程度費用が必要。費用を抑えたい場合にはレンタルを利用する手もあります。
また、宣伝費には数万円から200万円程度がかかります。
トータルで計算すると、安く済ませるなら50万円から100万円程度が、お金をかければ100万円から500万円程度の費用が必要となります。
早く集客できる技術
を導入したい
卒業サロン数:134
サロンで技術提供 できるまで |
|
---|---|
2ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・シロダーラ理論 ・カウンセリング技術 etc |
|
受講料 | |
605,000円~ |
じっくり技術を
身に着けたい
卒業サロン数:18
サロンで技術提供 できるまで |
|
---|---|
1年10ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・食事法 ・カウンセリング理論 etc |
|
受講料 | |
1,476,900円~ |
いちから技術を
習得したい
卒業サロン数:15
サロンで技術提供 できるまで |
|
---|---|
12ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・体調不良改善法 ・集客マーケティング etc |
|
受講料 | |
773,300円~ |
【備考】
※2021年2月時点、Google上で「アーユルヴェーダ スクール」で上位表示されていて、日本で受講できるアーユルヴェーダスクール18校の中から、公式HPに掲載されている卒業サロン数が多い3つのスクールを選定。その3スクールを認定までもらえるコースで比較しています。ただし、日本アーユルヴェーダ・スクールに関しては、「認定サロン」になるまでにさらに条件があるようなので、詳しくは各スクールにお問い合わせください。
※「アーユルヴェーダ初めてオーナーがサロンで技術提供できるまでに(かかる期間)」に関しては、セルフケアや家族以外の一般のお客様に対して、アーユルヴェーダトリートメント(マッサージケア)ができるまでにかかる期間を、編集部の方で算出して提示しています。
・日本シロダーラ:シロダーラ導入コース 講座(座学+実技)4日~6日+1ヶ月自主トレ
・日本アーユルヴェーダ・スクール:基礎コース1年+本科コース 10ヶ月~
・アーユルヴェーダビューティーカレッジ:認定サロン資格講座 12ヶ月程度