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アーユルヴェーダの治療を行う際には、オイルの選び方が効果に大きな影響を与えます。種類や効果について見ていきましょう。
アーユルヴェーダでよく使われているオイルのうち、代表的な2種類を紹介します。
「タイラ」とは植物油のことです。セサミオイル(白ごま原料)やココナッツオイルが一般的で、とくにセサミオイルは生のまま絞られたものが良いとされ、一度焙煎した「ごま油」とは違いますので注意してください。
食料品店で販売されているものは添加物が入っているものもあるため、マッサージ用として購入するなら内容物を確認しましょう。
セサミオイルはどんな体質の人にも使えるオイルとして知られており、手足の乾燥や精神的な焦燥感、注意散漫などの症状を抱える人に良く使われます。また薬草との相性がよく、症状に合わせてさまざまな薬草と組み合わせられる便利なオイルです。
「グリタ」「ギー」のもともとの原料は生乳で、バターまで加工したあと、さらに不純物を取り除いて純粋な油にしたものです。酸化しにくいので日持ちしやすいという特徴があります。
グリタはマッサージオイルや目のケアとして使用されるほか、飲み物にプラスして体に直接取り入れる方法でも使用されています。
アーユルヴェーダでオイルを使う場面はいろいろあります。マッサージ以外だと眉間にオイルを垂らすシロダーラや足浴、オイル浴などがあり、次のようなメリットが期待できます。
マッサージで体を刺激することで腸の扇動活動が活発になり、その結果お通じが良くなるとされています。
ハグやゆったりとしたリズム・動きなどが、人の心身を優しく解きほぐしてリラックスさせるのと同じように、オイルを使ってマッサージをすると、人がリラックスモードに移行しやすい状態を作り出せます。
良質な薬草やオイルを使用したマッサージは、筋肉のコリや緊張をほぐしてくれるでしょう。オイルの香りや質感も、心身の安定状態を引き出しやすくしてくれます。
オイルは長らく美容に使われてきたアイテムです。オイルを使ったなめらかな手技によるマッサージで血行を促進することで、肌トラブルの改善が期待できます。
早く集客できる技術
を導入したい
卒業サロン数:134
サロンで技術提供 できるまで |
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2ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・シロダーラ理論 ・カウンセリング技術 etc |
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受講料 | |
605,000円~ |
じっくり技術を
身に着けたい
卒業サロン数:18
サロンで技術提供 できるまで |
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1年10ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・食事法 ・カウンセリング理論 etc |
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受講料 | |
1,476,900円~ |
いちから技術を
習得したい
卒業サロン数:15
サロンで技術提供 できるまで |
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12ヶ月程度 | |
技術以外に学べること | |
・アーユルヴェーダ理論 ・体調不良改善法 ・集客マーケティング etc |
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受講料 | |
773,300円~ |
【備考】
※2021年2月時点、Google上で「アーユルヴェーダ スクール」で上位表示されていて、日本で受講できるアーユルヴェーダスクール18校の中から、公式HPに掲載されている卒業サロン数が多い3つのスクールを選定。その3スクールを認定までもらえるコースで比較しています。ただし、日本アーユルヴェーダ・スクールに関しては、「認定サロン」になるまでにさらに条件があるようなので、詳しくは各スクールにお問い合わせください。
※「アーユルヴェーダ初めてオーナーがサロンで技術提供できるまでに(かかる期間)」に関しては、セルフケアや家族以外の一般のお客様に対して、アーユルヴェーダトリートメント(マッサージケア)ができるまでにかかる期間を、編集部の方で算出して提示しています。
・日本シロダーラ:シロダーラ導入コース 講座(座学+実技)4日~6日+1ヶ月自主トレ
・日本アーユルヴェーダ・スクール:基礎コース1年+本科コース 10ヶ月~
・アーユルヴェーダビューティーカレッジ:認定サロン資格講座 12ヶ月程度